【メイの宇宙啓示】消された男の真実…日本の中枢が隠し続けてきたこと(2026年10月配信)

国会で質問しようとしていた3日前に刺されて亡くなった石井紘基議員。
質問しようとしていたのは「整理回収機構の不正」について。
石井さんが亡くなった後、金融担当大臣だった竹中平蔵さんのもと「金融再生プログラム」が始動し、不良債権処理が進みました。
それによって、多くの会社が投げ売りされ、買ったのは外国の投資家でした。
2002年当時、長銀の立て直しのため、使われた税金8兆円。
そのお金は返されないまま、2025年SBI新生銀行は再び上場しました。企業価値は1兆3000億円です。

石井議員が暴こうとした闇、一般会計の8倍もある特別会計、国会議員が1人も出席しない日米合同委員会、CIAと右翼団体や自民党とのつながりなど、私たち国民が知らない所で行われているこの国の闇とは…

  1. 刺されて亡くなった石井紘基衆議院議員(2022年10月25日)
    1. 「整理回収機構の不正」についての書類と手帳が鞄から消えた
  2. 2025年 東京証券取引所に上場したSBI新生銀行(元・日本長期信用銀行)…返ってこない投入された税金8兆円
  3. 書類と手帳が消えた理由…国会で質問されるのを止めるため
    1. 犯人は右翼団体代表・伊藤白水「家賃の工面を頼んで断られた仕返し」
  4. 国会でほとんど審議されない特別会計
    1. 一般会計80兆円の4倍の予算、特別会計370兆円
    2. 特別会計で一番大きいのが米国債…アメリカが怒るので売れない
  5. 石井さんが取り上げる予定だった「整理回収機構」
    1. 整理回収機構の中身を知る2人…1人は刺されて亡くなり、1人は東京地検に告発された(2002年)
  6. 2人がいなくなった後出された「金融再生プログラム」
    1. 「2004年までに不良債権の比率を半分にしろ!」…日本中の銀行の不良債権が整理回収機構へ
  7. 投げ売りされた日本の銀行を買ったのは、外国の投資家
    1. 長銀の24億株は10億円で買われ、しかも瑕疵担保条項付き…
    2. 長銀は売られてから4年で6倍の価値に
    3. 損を被ったのは日本の国民の税金、儲けたのは外国の銀行家たち
  8. 日米合同委員会…米軍と日本の役人が出席する月2回の会議
    1. 国会議員も大臣も出られず、議事録も非公開
  9. アメリカのCIAと繋がってきた日本の右翼と暴力団、そして自民党へ出していた秘密のお金
  10. 石井さんを止めるように頼んだ、日米合同委員会に出ている人たち
    1. 一番下にいるのは税金と預金を出す国民

刺されて亡くなった石井紘基衆議院議員(2022年10月25日)

「整理回収機構の不正」についての書類と手帳が鞄から消えた

2022年10月25日の朝。
東京・世田谷の自宅の前で、民主党の衆議院議員だった石井紘基さんが刺されて亡くなりました。
その日は3日後に国会でする質問の書類を出しに行く日だったんですよね。
石井さんの鞄からはその書類と手帳だけが消えていました。
財布は無事だったんです。

来週の10月25日で、事件からちょうど24年になります。
石井さんは元明石市長の泉房穂さんの恩師です。
泉さんは若い頃、石井さんの秘書をしていた人なんですよね。

あの時テレビは、お金のトラブルが原因だって言っていましたよね。
でもね。事件の3年後に証言が出ているんです。
証言をしたのは、石井さんの書類づくりを手伝った金融の専門家です。
「あの書類の中身は整理回収機構の不正だった」と言ったんですよ。

整理回収機構というのは、国が全額お金を出して作った会社です。
潰れた銀行から、貸して返ってこなくなったお金を不良債権として引き取ります。
そして担保の土地を売って、お金を回収するんですよ。

2025年 東京証券取引所に上場したSBI新生銀行(元・日本長期信用銀行)…返ってこない投入された税金8兆円

それでね。この事件、もう終わった話じゃないんです。
石井さんが追っていたお金の話が、去年また動いたんです。

去年2025年の12月17日にSBI新生銀行という銀行が、東京証券取引所にもう一度上場しました。
会社の値段は、約1兆3000億円です。

その5か月前の7月には、この銀行に国が立て直しのために入れていた公的資金の残りが国に返し終わっていました。
約2300億円です。
それで新聞は「平成の金融危機が終わった」と書いたんですよ。

この銀行は2004年に一度上場して、2021年に上場をやめていました。
それがまた上場したんです。

この銀行は、もとは長銀、日本長期信用銀行です。
長銀が新生銀行に名前を変えて、まだ2年しか経っていない頃に、石井さんは刺されて亡くなっているんです。

私がこのチャンネルで世の中の仕組みのお話を続けているのは、皆さんと一緒に見える目を持ちたいからなんです。
メイさんが言うには、この星がどっちへ進むかっていうのは、一人ひとりの頭の中にある「当たり前」が集まったもので決まっているんだそうです。
そして、世の中を裏で動かしている人たちが一番頼りにしているのは、私たちが「石井さんはお金のトラブルで刺された」「金融危機はもう終わった」という今の当たり前を信じ続けることなんですよ。
だから、仕組みが見える人の数が増えるだけで、その人達の計算は狂うんです。
知ることが、そのまま一番の抵抗になるんですね。
それで私は最後に瞑想の時間を置いています。
知った人たちみんなで心を合わせると、その力が集まって、世の中の当たり前を内側からひっくり返していくんですよね。

今日は石井さんの鞄から消えた書類の話に深いところまで踏み込んでいきます。
去年「終わった」ことにされた金融危機で、日本の銀行と税金を誰が持って行ったのかっていう話なんですよ。
どうして鞄から書類と手帳だけが消えたんでしょうか。
どうして事件の5日後に不良債権の処理を急がせる計画が出たんでしょうか。
どうして去年「金融危機は終わった」と言われたのに、長銀に使われた税金8兆円は返って来ないんでしょうか
。

書類と手帳が消えた理由…国会で質問されるのを止めるため

犯人は右翼団体代表・伊藤白水「家賃の工面を頼んで断られた仕返し」

書類と手帳だけが消えた理由は、石井さんが国会で質問する前に、その質問を止めるためなんです。
犯人は右翼団体「守皇塾」の代表、伊藤白水です。
警察には「石井さんに家賃の工面を頼んで断られた仕返しだ」と言いました。
伊藤は刺した後に、自分で警察に出頭しています。
逃げていないんですよね。
そして出頭した日から、家賃の話を繰り返しました。

事件の夜、テレビと新聞は警察の発表をそのまま流しました。
「金銭トラブル」「個人的な恨み」という言葉です。
国会の質問のことはほとんど出てきませんでした。

伊藤は2005年に無期懲役が確定しました。
ところがですよ。判決を出した東京高等裁判所が伊藤が言った家賃の話を「信用できない」と言っているんです(「殺害の動機に関する被告の供述は信用できず、1審判決に事実誤認もない」)。
裁判所が動機を信じていないのに、刑だけは確定しているんですよ。
「誰が何のために」は裁判で決まらないまま終わりました。

しかもね、2010年に伊藤はテレビ朝日の取材を受けて、「誰かに頼まれてやった」と答えています(「本当の事を言えば、頼んだ人が誰かを言わなくてはいけなくなる」「殺害を頼まれた」)。
記者への手紙には、「政治の裏側で動く金と人脈が関係している」と書きました。
誰に頼まれたかは、今も言っていません。

泉房穂さんは、石井さんの手帳が一緒に消えたことを今も言い続けています。
手帳には、誰に会って何を聞いたかが書いてありました。
書類だけでなく手帳まで持って行ったのは、書類の元になった人の名前まで消すためなんですよね。

国会で一度話したことは議事録に残って二度と消せないんですよ。
でも話す前なら、質問の書類を持ち去るだけで済みますよね。
だから犯人は財布を残して、書類と手帳だけを持って行ったんです。
家賃の話は、頼んだ相手の名前を出さないために、伊藤が作った動機です。
裁判所が信じなかった動機をテレビは24年間、そのまま流し続けているんですよ。

国会でほとんど審議されない特別会計

一般会計80兆円の4倍の予算、特別会計370兆円

石井さんはソ連で6年間暮らして、役人が国のお金の行き先を決めるところを見てきた人なんです。
ソ連というのは、今のロシアを中心にした冷戦の頃の社会主義の国です。
石井さんはモスクワ大学の大学院でその6年間を過ごしました。
そして日本に帰ってきて、日本も同じだと見抜いたんですよ。
ソ連では、工場も土地も銀行も国のものでした。
何を作って、誰に回すかを役人が決めていたんです。
石井さんは、そのソ連で法哲学の博士になっています。

日本でも道路公団も住宅公団も役人が作った会社です。
郵便貯金も年金も役人が持っているお金です。
そのお金の使い道を国会ではなく、役人が決めていたんですよね。

日本の国のお金には、国会で審議する一般会計の他に、特別会計というものがあります。
道路や年金のように目的ごとに分けたお金です。
これが国会ではほとんど審議されないんですよ。
しかもその大きさが、一般会計の4倍以上あるんです。
石井さんが調べていた頃の数字で言うと、一般会計が80兆円ちょっとでした。
特別会計は全部足すと370兆円を超えていたんです。

特別会計で一番大きいのが米国債…アメリカが怒るので売れない

その特別会計の1つが、外国為替資金特別会計です。
日本の国が円高を止めるために、買ったドルが積み上がっています。
そのドルの多くがアメリカの国債、米国債なんですよね。
日本は当時、世界で一番たくさん米国債を持っている国でした。
円高になると日本の国がドルを買って、そのドルで米国債を買うんです。
それを何十年も続けてきたんですよ。

1997年に当時の首相の橋本龍太郎さんがアメリカで講演しました。
「私は何回か日本政府が持っている財務省証券(米国債)を大幅に売りたいという誘惑にかられたことがある」と言ったんです。
それだけで、ニューヨークの株が大きく下がりました。
橋下さんは次の日に言葉を取り消しました。
日本の首相が自分の国のお金の話をして、謝ったんです。

日本は米国債を持っていても、アメリカが怒るので売れないんですよね。
そして国会でほとんど審議されない。
特別会計のお金の中で一番大きいのがこの米国債なんですよ。

石井さんが取り上げる予定だった「整理回収機構」

整理回収機構の中身を知る2人…1人は刺されて亡くなり、1人は東京地検に告発された(2002年)

石井さんは特別会計の帳簿を1つずつ自分で読みました。
お金が最後に誰の手に渡るのかを追ったんです。
そして、2002年の秋に国会で取り上げようとしていたのが、整理回収機構でした。
石井さんは事件の年に『日本が自滅する日』という本を出しています。
特別会計と役人が作った会社に国のお金がどう流れているかを書いた本です。
その本の続きを国会でやるつもりだったんですよ。

整理回収機構の中身を知る人が2人います。
その2人が同じ2002年10月に、1人は刺されて亡くなり、1人は告発されているんです。
家を売る時に値段を決めるのは、不動産屋さんですよね。
整理回収機構も同じなんです。
引き取った担保の土地をいくらで売るかを自分で決められるんですよ。

1人はその土地の売り方を国会で明かそうとしていた石井さんです。
もう1人は、整理回収機構の社長だった中坊公平さんです。
中坊さんは弁護士で、森永ヒ素ミルク事件で被害を受けた赤ちゃんの側に立った人です。
その後、住専という住宅ローンの会社が貸して返ってこなかったお金を取り立てる仕事を引き受けました。
借りた人をどこまでも追いかけたので、「平成の鬼平」」と呼ばれた人なんですよね。

その中坊さんが、2002年10月に詐欺の疑いで東京地方検察庁に告発されました。
朝日住建という不動産会社の土地を売った時の話です。
その土地には、明治生命と横浜銀行が担保の権利を持っていました。
中坊さんはこの2つの会社に本当より安い売り値を伝えていたんです。
それで、2つの会社の取り分が15億円減りました。
2003年10月に東京地検は「詐欺に当たる行為はあった」と認めました。
でも、起訴はしませんでした(起訴猶予処分とした)。
中坊さんは弁護士を辞めています。

2人がいなくなった後出された「金融再生プログラム」

「2004年までに不良債権の比率を半分にしろ!」…日本中の銀行の不良債権が整理回収機構へ

そして、2002年10月の終わりに、金融担当の竹中平蔵さんが計画を出しました。
この計画で、翌月から日本中の銀行が不良債権を整理回収機構へ持ち込み始めるんですよね。
計画を出したのは竹中さんですが、竹中さんにその計画を出させた人たちがいます。
その人達が先に伊藤に石井さんを襲わせて、中坊さんを告発で動けなくさせて、それから日本中の担保の土地を整理回収機構に集めたんです。
2人が残っていたら、集めた土地がいくらで誰に売られたかが分かってしまいます。
石井さんは国会で話せましたし、中坊さんは検察で話せましたから。

事件の5日後に、金融担当大臣の竹中平蔵さんが出した計画は、アメリカの大統領に「急ぎます」と約束した不良債権の処理を急がせるためのものなんです。
順番に言いますと、2001年3月19日に当時の首相の森喜朗さんがアメリカへ行きました。
そしてブッシュ大統領に「不良債権の処理を急ぎます」と約束した
んです。
政府は4月の緊急経済対策に「不良債権の処理を2~3年以内に終わらせる」と書き込みました。

その同じ4月に首相が小泉純一郎さんに代わります。
それでも6月30日に小泉首相がブッシュ大統領と会った時の共同声明に、不良債権処理が盛り込まれました。
首相が代わっても、森さんがブッシュ大統領とした約束は、そのまま小泉さんに引き継がれたんですよね。

ところが銀行の不良債権の処理はなかなか進みませんでした。
そこで小泉首相は、2002年9月30日に内閣改造をして、経済財政政策担当大臣だった竹中平蔵さんに金融担当大臣も兼ねさせたんです。
それまで金融担当大臣だった柳澤伯夫さんは、銀行に公的資金を入れるのに反対していた人でした。
急がせる計画を出すには、反対する大臣を外す必要があったんですよね。
そして10月25日に石井さんが刺されて、10月28日に予定されていた国会の質問は行われませんでした。

そして、その2日後の2002年10月30日に、金融再生プログラムが出たんです。
「大手の銀行の不良債権の比率を2004年度までに半分にしなさい」という計画でした。
この計画で、銀行は貸したお金の値打ちを厳しく査定し直させられました。
翌2003年5月には、りそな銀行に約2兆円の公的資金を入れる事が決まります。
大手の銀行が国のお金を入れないと立っていられない状態になったんですよね。

期限を切られた銀行は不良債権と担保の土地を売るしかないんですよ。
売り先は整理回収機構か投資ファンドです。
投資ファンドというのは、投資家からお金を集めて、安くなった会社や土地を買う会社の事です。
銀行が不良債権を売る時には、貸した先の会社も一緒に売られます。
会社が売られると、人が切られます

竹中さんは大臣を辞めた後の2009年に、人材派遣の会社パソナの会長になりました。
不良債権の処理で会社を切られた人たちが、次の仕事を探しに行く会社です。
会社を切らせる計画を出した人が、切られた人の仕事を探す会社の会長になったんですよね。

石井さんの質問は、整理回収機構で担保の土地がどう売られているかを、竹中さんの計画が出る2日前に国会で明かすはずだったんですよ。
竹中さんの計画は、28日の質問が行われないと決まってから出てきました。
石井さんの質問が国会で出ていれば、整理回収機構の不正が記録に残ります。
そうなると、そこへ不良債権を集める計画は出せないんですよね。
だから竹中さんは質問が消えるのを待ってから、計画を出したんです。

投げ売りされた日本の銀行を買ったのは、外国の投資家

長銀の24億株は10億円で買われ、しかも瑕疵担保条項付き…

投げ売りされた日本の銀行を底値で勝ったのは、アメリカという国ではありません。
6つの銀行が1つに集まった投資組合なんです。
担保の土地を一斉に売れば、土地も株も底まで下がりますよね。
2003年4月に、日経平均は7607円まで下がりました。
そこで大きく買ったのは、外国の投資家です
。
外国の投資家たちは、日本の銀行の買い方を長銀の売却で覚えていたんですよね。

長銀は今のSBI新生銀行で、1998年に潰れて国のものになりました。
そして、竹中さんの計画より前の2000年に国が売ったんです。
買ったのはニュー・LTCB・パートナーズという投資組合でした。投資ファンドの1つです。
国から長銀を買う時の書類に署名したのは、アメリカの投資会社リップルウッドを作ったティモシー・コリンズたち3人です。
その中の1人の八城政基さんは、アメリカのシティバンクの日本の代表をしていた人で、売られた後の長銀、新生銀行の社長になりました。
この投資組合は、長銀の株24億株を10億円で買ったんです。10億円ですよ。

しかもね、約束つきでした。
長銀が貸していたお金が3年以内に2割以上値下がりしたら、国が元の値段で引き取るという約束です。
引き取るのは預金保険機構で、日本の預金を守るために国が作った組織です。
この約束を瑕疵担保条項と言います。
投資組合はこの約束を実際に使って、値下がりした分を国に引き取らせました。
この引き取りに使われた税金と長銀がつぶれた時に預金を守るために使われた税金を合わせると、約8兆円です。

この約束が使われた一番有名な例が、百貨店のそごうです。
長銀はそごうにお金を貸していました。
売られた後の長銀、新生銀行は、そごうが危なくなると、この約束を使ってそごうへの貸金を国に引き取らせたんです。
それで2000年にそごうは潰れました。

長銀は売られてから4年で6倍の価値に

長銀は売られた年に名前を新生銀行に変えました。
そして2004年に上場したんです。
その時の新生銀行全体の値段は、7132億円になっていたんですよね。
投資組合が入れたお金は合わせて1210億円です。
株の代金が10億円で、銀行の新しい元手として1200億円を入れました。
ですから、売られてから4年で6倍になったんです。

この投資組合にお金を出したのは、アメリカ、ドイツ、スペイン、オランダ、カナダ、イギリスの6つの国の銀行や金融会社なんですよ。

その中のイギリスの会社、セント・ジェームス・プレースはイギリスの銀行家ジェイコブ・ロスチャイルドが共同で作った会社です。
6つの国の銀行が1つの組合になって、日本の銀行を安く買ったんです。

損を被ったのは日本の国民の税金、儲けたのは外国の銀行家たち

長銀だけじゃないんですよ。
2003年1月のお話です。
アメリカの証券会社ゴールドマン・サックスが三井住友銀行の親会社に1503億円を出資しました。
竹中さんの計画で、三井住友が元手を増やさないといけなくなった時です。
その時のゴールドマン・サックスの社長がヘンリー・ポールソンでした。
このポールソンが2008年にはアメリカの財務長官になっていたんです。
ポールソンはその年、ウォール街の銀行を助けるために7000億ドル、日本円で70兆円の税金を使う法律を通しました。
日本の銀行にお金を出した会社の社長が、今度はアメリカの国民の税金でウォール街の銀行の損を埋めたんですよね。

損をかぶったのは日本の国民の税金で、儲けたのはどこの国にも属さずにお金を動かす銀行家たちです。
日本からお金を取ったのは、アメリカという国ではなく、この銀行家たちなんですよね。

処理を急ぐと約束させたのがブッシュ大統領です。
損をしたら国が引き取るという約束を書いたのが、日本の役人です。
一番安い時に買ったのが、この6つの国の銀行家たちです
。
日本とアメリカが争ったんじゃないんですよね。
銀行家たちが、日本とアメリカの両方の政府を動かして、日本の銀行を安く買ったんです。

銀行や投資組合はお金を持っていますが、国会議員を襲う人は持っていないんです。
だから、実際に手を下す人が別に要るんですよね。

日米合同委員会…米軍と日本の役人が出席する月2回の会議

国会議員も大臣も出られず、議事録も非公開

お金を持つ人たちと実際に動く人たちの間には、日本の役人と米軍が定期的に会う会議があります。
日米合同委員会です。
在日米軍の扱いを決めた日米地位協定基づいた会議です。
アメリカからは在日米軍司令部の副司令官が出ます。
日本からは外務省北米局長を代表にして、各省の幹部が出るんですよ。
財務省の幹部も代表代理に入っています。
議事録は1960年の第1回の会合で、「日米両政府の同意がない限り公表しない」と決められました。
日米合同委員会は月に2回開かれています。
場所は東京の港区にある米軍の施設、ニュー山王ホテルと外務省で、交互に行われています。
国会議員はこの会議に出られません。大臣も出られません。
日本から出るのは、役人だけ
なんですよ。
国民が選んだ人が1人もいない会議で、米軍と役人が日本の決まりを話し合って、その中身を国民に見せないと決めているんです。
国のお金の使い道を決めている財務省の役人が、その会議で米軍と定期的に会っているんです。
石井さんが開けようとした帳簿を持っている役人たちですよね。

アメリカのCIAと繋がってきた日本の右翼と暴力団、そして自民党へ出していた秘密のお金

そして、その犯人の伊藤は元暴力団員です。
1988年には共産党本部を襲って刑務所に入っています。
出てきてから、右翼団体の代表になった人です。

日本の右翼と暴力団は占領の頃からアメリカの情報機関CIAと繋がってきました。
戦後の右翼の大物 児玉誉士夫はCIAに協力していました
。
児玉誉士夫は戦後にA級戦犯の容疑で捕まって釈放された人です。
釈放された後、右翼と暴力団をまとめました。
1976年にアメリカの飛行機会社ロッキードが日本の政治家にお金を配ったロッキード事件で名前が出た人です。
その児玉がまとめた右翼の中から、伊藤のような人間が出てくるんですよ。
それにCIAは1950年代の終わり、岸信介さんが首相だった頃から、自民党の政治家に秘密のお金を出していました。
右翼はCIAに協力して、与党はCIAからお金をもらっていた時代があったんですよね。

石井さんを止めるように頼んだ、日米合同委員会に出ている人たち

一番下にいるのは税金と預金を出す国民

ここから先は私がひらめきを受け取っているプレアデスの存在メイさんの見方になります。
米軍に協力してきた右翼の系譜の人間が、役人のお金の使い道を調べていた議員を刺したんです。
その役人は、米軍と定期的に会っています。
これを偶然と言う方がちょっと無理ですよね。

石井さんを止めるように頼んだのは、日米合同委員会に出ている人たちなんです。
日本対アメリカも、右か左かも、テレビが横に並べて見せている対立なんですよね。
小泉(純一郎)さんが「改革派と抵抗勢力」と呼んでいた自民党の中の争いも同じです。
あの頃テレビは毎日小泉さんの改革を止める抵抗勢力は誰だとやっていましたよね。
でも竹中さんの計画で日本の銀行が安く売られていく時、改革派も抵抗勢力も同じ方向を向いていたんです。

長銀を売ったのは、小泉純一郎さんの前の首相・小渕恵三さんの政権です。
売った銀行の損を税金で埋め続けたのは森喜朗さんと小泉さんの政権です。
右と左で分かれていたのは、テレビの中だけなんですよ。
上にいたのは、日米合同委員会に出ている米軍です。
その後ろに国籍を持たずにお金を動かす銀行家たちがいます。
真ん中にいたのは日米合同委員会で、米軍と会う日本の役人です。
それと大統領に「処理を急ぐ」と約束させられた日本の政府です。
そして下にいたのは税金と預金を出す日本の国民なんですよね。

しかもね、事件から6年後の2008年に、ニューヨークの大きな証券会社リーマン・ブラザーズが潰れました。
世界中の株が暴落したリーマン・ショックです。
その時に損を出したニューヨークの銀行家たちは、その損をアメリカの国民の税で金埋めさせました。
長銀で日本の国民がやらされたことを今度はアメリカの国民がやらされたんです。
税金で損を埋めさせられる下にいるのは日本の国民だけじゃないんですよね。

去年の7月に国に返し終わった2300億円は、長銀に使われた税金8兆円とは別のお金です。
大きさで言えば、8兆円の35分の1なんです。
返ってきたのは、国が1998年に長銀へ入れた公的資金のうち、まだ株として国が持っていた分だけなんです。
長銀に使われ税金8兆円は返してもらう約束のないお金です。
この8兆円の事は、「終わった」と書いた去年の記事には出てきません。

この2300億円を返したのは、SBIホールディングスという会社です。
ソフトバンクから分かれてできた会社で、社長は北尾吉孝さんです。
SBIホールディングスは2021年に新生銀行を買って、2023年にSBI新生銀行と名前を変えました。
そして国が持っていた新生銀行の株を買い取って、公的資金を返したんです。
それで「終わった」ことになったんですよね。
それなのに新聞は「平成の金融危機が終わった」と書きました。
新聞は返ってきた2300億円だけを書いて、返ってこない8兆円は書いてなかったんです。
2002年にテレビが国会の質問のことを言わずに、「お金のトラブル」とだけ言ったのと同じやり方なんですよね。
石井さんが鞄に入れていた書類は整理回収機構で潰れた銀行の土地とお金が誰の手に渡ったかを追った書類でした。
8兆円の行き先も、その先につながっているんですよ。
犯人が持ち去ったのは、鞄の中の書類と手帳だけです。
石井さんが調べたことは、本になって残っているんです。
石井さんの本『日本が自滅する日』は事件の年に出て、今も読まれています。
そして24年経った今も、コメント欄で石井さんの名前を出す人がいるんですよ。
お金を動かしている人たちは、見られていない間だけ、好きに動かせるんです。
見ている人が増えるほど、動かしにくくなるんですよね。

今日この話を聞いた皆さんは、去年「終わった」と書かれた裏で、8兆円が返ってきていないことをもう知っているんですよ。
石井さんが1人でやっていたことを、今は何万人でできるんですよね。
帳簿を読むのは石井さん1人でした。
でも、終わったことにされた数字を覚えておくのは、聞いた人みんなでできます。

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