民主主義・自由・権利が行き渡ると民族が滅びる
現代人が大事なのは「自分」
小田真嘉「今回は結婚観の崩壊から次の先、少子化についてお話を伺いたいんですけれど」
執行草舟
「根源的な問題を言うとね、民主主義が発達して。個人の権利とか個人の人生、個人の楽しみ。こういうものを国が今推奨してるわけ。
アメリカもヨーロッパも日本もだよ。
これはもう、少子化になるに決まってんのよ。
人口が増えてるところは、今はアフリカにしてもインドにしてもみんなそうだけども。
人生の夢っていうのは、子供。子どもに夢がいくわけ。そういう社会。
あの~日本だって、高度成長の前の俺が10歳前までは…75(歳)だから、今な。10歳前って言うと、60何年前の日本は、もう子孫・子供。そういうのが生き甲斐・楽しみ。
子どもがいない人間なんて、死ぬに死にきれなかったから。
で、墓参りができない、供養してもらえない。そういう気持ち。
で、これは文学を読んでも、ヨーロッパも同じ、アメリカも同じ。
でも、民主主義の発展と高度成長によって、自分の生きがい。
父親も自分の生き甲斐。母親もそう。
みんな自分だから。子供じゃないんだよ。
これね。いいとか悪いじゃなくて。
もうそういう社会体制にしちゃったんだから。
少子化は当たり前なの。
嫌な話になるので言いたくはないんだけども、本当は。
民主主義とか自由とか権利っていうのは、行き渡ると民族が滅びるの。
これ決まっていることなの。
で、少子化は引き金なの。
人間の生き甲斐とかそういうことよりも、やっぱり生命の営みというか…生きるための必死な思いというのかな。
そういうものがある社会じゃないと、子供っていうのは育たない」
昔の母親は自分の人生がない…亭主と子どもが自分の全てだった
執行草舟
「だから、昔の日本人で母親のことを死ぬほど好きじゃない人なんて、ほとんどいないよ。
俺もそうだから。
まあもう、特に男の子なんかそうだよな。
母親のことってのは、死ぬほど好きだよ、みんな。
その当時の日本人の母親ってのは、どういう人たちかっていうと、ウチのお袋もそうだけど、亭主と子どもしか人生無いよ。自分って言うのが無いんだよ。
亭主の人生が、自分の肩書であり自分の人生だよ。
子供が生まれたら、子どもの人生。子供を育て、子どもがどういう人になるか。
自分の子どもが自分の全てだよ。
現代人が嫌がる言い方をすると、自分の幸福な人生をお袋はおくったんだけれども、今風の言葉で言うと、自分の人生ないんだよ。
亭主の仕事に仕えるのと自分子供を育てて、自分の子どもの幸せを願うことが、自分の全生涯なわけだから。
今流の民主主義的な人生観で言うと、なんか共産党の書記長の女いなんかも言ってたけどね、「自己のアイデンティティがどう」とか言ってたけどね。
アイデンティティなんてだから無いよ。子供が全てだから。
言葉にも出さないほどの家族観。家族の絆・愛情。こういうものがあって、初めて子供っていうのが、楽しみになるわけ。
だからウチのおじいちゃん、おばあちゃん、祖父母。
お袋の家系の祖父母も俺の親父の家系の祖父母も子どもが生まれる、子どもができるってことは、人生最大の希望であり、楽しみであり、幸福であり、豊かさだったの」
執行草舟
「俺が民主主義を見てると、もう日本人だけじゃない。アメリカ人もフランス人も。もう失ってるよ。
自分。もう現代人は。
だから、子供を持ってる母親だって。
子どもはもちろん育ててるよ。育ててはいるけども。
でも、個人的に会うと、自分の生き甲斐、自分はどうしたらいいか、自分は何をすべきか。ねえ。父親もそうだし。
だから、ウチのお袋ぐらいまでの世代は、子どもが全てだから。
その子どもが全てっていうのは、子どもも分かるよ。
だから、子供と特に母親だよな。
母親との絆っていうのは、ものすごいものができるよな。
これはどこの家でもそうだと思うよ。
別段、貧しいから特別なことはみんなしなかったろうけど。
子供も親が全て。親も子供が全て。そういう社会だよ。
その社会があって初めて子供っていうのは増えるしできるわけ。
今は、全部経済問題に政治家は変えるけど。
経済問題なんかが子供に関係あるなら、アフリカの国とか昔のインドで増えるわけない。
子供が増えてる国は、どちらかといえば貧乏だよ。
だから、貧乏だからこそ、その何と言うのかな…家族とか子供に全ての夢を託していくわけだよ、みんな。日本もそうだった」
個人の生き甲斐を重視する社会では民族が滅びる
家族の絆を国家がズタズタにしておいて、「子どもを作れ」は無理
執行草舟
「そこで少子化の問題。
だからもう、一人一人が生き甲斐がどうとかなんかの社会に日本が今なってるじゃない。
これはもうだから、ひっくり返っても、もう少子化は止まんないし。
滅びるとこまでいくんだよ。
まあ、ヨーロッパもそうだよ」
小田真嘉「世界中の先進国はもう全てほとんどが少子化になってきて」
執行草舟
「まあ、先進国っていう言い方はちょっと間違い。
民主主義だよ。
民主主義と個人の権利・個人の生き甲斐。
一人一人が全員個人として生き甲斐を持たなきゃいけないとか。
そういう社会が…。だって、子どもが全てじゃないわけだから。
もう少子化になるんだよ」
小田真嘉「幸せっていうのが、個人の幸せの追求の方にいってしまってるんで。ですね」
執行草舟「これは子どもがいる人もそう」
小田真嘉「だからもう昔は、子どもに対して何かすることが幸せだったし、子どもも親孝行するのが幸せだったし」
執行草舟
「親のためにやっぱり子供が生きてるし。
特に母親なんか子どもが全部。ウチのお袋もそう。
子供の存在が自分の人生、自分の生存の全てなんだよ。
これでももう、別にうちだけじゃないから。
一般的な昔のフランス人・昔のドイツ人の家庭も文学上見ても、みんなそうだよ」
小田真嘉
「一般的に言われている経済的な理由で子供が「産めません」「育てられません」って言ってる方いらっしゃるけど。
経済的な事情、そんなこと言ったら…」
執行草舟「経済全く関係ない。全く関係ない」
小田真嘉「で、このポイントっていったら…」
執行草舟「愛情・家族観」
小田真嘉「で、それぞれが個の幸せの追求の方向に、民主主義でなってきてしまっているんで、結果として少子化は当たり前の方向になってしまっている」
執行草舟
「だって「自分の楽しみを追及しろ」っていうことを国家と社会がもう推進してるわけだから、学校と。
子供っていうのは、悪いけど、負担にしかならないよね。
子供を育てるっていうのは、人生最大の楽しみだから。希望であり。
これは、昔貧乏だった頃の日本人も全部そう。
だからもう、明治でね、娘を売らなきゃ食えないぐらいのもうひどい時代でも、子どもはどんどん作ったよ。何でか?
楽しみであり、希望であり、自分たちの生き甲斐だからなんだよ。
で、国もそうだったよ。
やっぱり、国も富国強兵と言って、やっぱり国家が強くなるには、人口が増えなきゃならないから。「産めよ」「増やせよ」で。
とにかく子供をどんどん作んなさいという政策だよ。責任は取んないけど。
でも、そういう気持ち。
経済問題は全くだから当時も無いの。
貧しかったら貧しい生活をするだけよ。
それが不幸かどうかは別よ。食いもんがないから、子どもは作んないとかいう家もないし。
で、忙しいから作らないという家もなかった
もう子どもっていうのは、できればどんどん産むわけ。
だから、今経済問題に特化してるっていうのは、日本人が全員経済的銭ゲバになったっていうことは言ってるじゃない。
だから、政治家やなんかは、経済問題でしか見れないんだよ。
だから「お金さえ与えれば子供を産むだろう」と思うけど、とんでもない。
愛の問題であり、家族観だよ。家族の絆の問題だから。
家族の絆をズタズタに国家がしておいて、「子ども作れ」たって無理だよ。
これは無理なんだよ」
小田真嘉「根本がそこなんですよね」
執行草舟
「これはだからもう、止まることはないし。滅びるまで行くよ。まあ、嫌だけどしょうがない。言いたくないけど言うから」
少子化は止まらず、民族は滅びる…
小田真嘉「ここが大事ですね。その状況の中で、やっぱりもう人口はどんどん減っていくしかないんでしょうか?」
執行草舟
「これはもうない。これはもうそれ以外はない。滅びるまで続く。民主主義が続く限り進む。
この民主主義という個人の幸せ・個人の権利・男女平等。
ああいうものを言う限り、絶対に少子化は止まらない。保証するから」
小田真嘉
「じゃあその中で、私たちは個の幸せの追求とっていうものが、それが愛からちょっと遠ざかっていく。それはいいことなのか?そうではないのか?少子化になるってことは…」
執行草舟
「民族レベルで言うとダメに決まってるよ。
だって、民族の崩壊・滅びだから。
だから一つの民族がもう頂点を超えて、滅びに向かいましたっていう意味だよ。
だって、民族っていうのは勃興する時にはどんどん人口増えるから。
頂点になると、歴史見ると分かると思うけど。
民主主義的な考え、個人の楽しみ、個人がもっと人生楽しまなきゃダメ、もっと人生夢を持たなきゃダメ、人生を謳歌しなきゃダメって言いだして、文明国はみんな人口減少に行ったわけ。
ローマ帝国が有名じゃない。
ローマ帝国っていうのは、人口減少で滅びたわけだから。
警察官になる人ももういない。軍人になる人もいない。労働力もない。
最後はローマ帝国のローマ人は…ローマ市民は、今でいうベーシックインカムだっけ?あれをもらって。パンとサーカス。
国家はローマ市民には娯楽とパン。だからあの生活保護を与える。
で、ローマ市民は享楽で自分の人生を謳歌して。
あの頃のローマ人の生活を見たら、もうびっくりする。享楽主義よ。
もう仕事も、嫌な仕事も何もかも全部、キリスト教徒とゲルマン人にさせると。
で、乗っ取られたと。
まあ、これだけのことなんだよ」
小田真嘉「これ言わば霊性がどんどんどんどんこう下がってしまって、個の幸せ。もう周りのことなんかどうでもいいという自分の幸せの方に…」
執行草舟
「だから、親のために犠牲になるのが当たり前だったじゃない、昔は。
これ当たり前なんだよ、昔は。
親孝行っていうのは、親のために犠牲になることだから。
で、親も子供のために犠牲になるのが親心だから。
その心が今「それは違う」と。「そんなことしちゃダメだ」という風に教えてるわけだよ。
子ども増えるわけねえだろ。
自分の子どものために自分の人生を捧げる気が無ければ、子どもはできません。
民主主義である限り、学校とか国家とか全体教育は、テレビも含めてその何て言うんだろう、他の犠牲になることはもういけないことだから」
国家も親も子供に対する愛情がない
子供が可愛いという単純なことが分かってない
小田真嘉
「でもその中でも本当に目覚めたり気付いたり学んで霊性をやっぱ高めていく。
自分の個の幸せの追求じゃなくて、関わる人や周りや全体の幸せの追求というか」
執行草舟
「そういうことな。まず自分がやること。霊性文明というのは、まず自分。
あの、国家も学校もテレビも全部違うから。
あの「みんなでやろう」とか「分かって欲しい」と思ったらできない。
やりたい人がまずやる。そっからスタートだよ。
あのね。みんなは気付いてないけども、子供っていうのはね、夢であり希望であり自分の愛の結晶だから。
可愛いから好きだし育てるという。全員そうだったんだよ。
今、子供っていうのは経済問題だから。
だって国家で今大臣が何喋ってる?
「少子化は困ります」「民族が滅びる」なんて話してる人いないよ。
じゃあ、何が困る。ね。「将来年金を払う人がいなくなる」「年金で受給者とのあのバランスが崩れる」。
これどういうことかっていうと、子供の数が経済問題。ゼニに変えられた。ゼニに。
銭の話にされてるんだよ、子どもが。
つまり、子どもに対する愛情が、国家も親もみんな無いわけよ。
これが分かってない!
子供が可愛いっていうことが、そういう人間にとって単純なことが分かってない。
子供ってのは、食えなくたって産んでたんだから昔は。
愛や希望とは全く違う方向に。もう数字とお金になってしまってるっていうところです。
今の国家があり方が…国がそうなんだから。
相当個人で…自分が決意を固めないと子供はできないけど。
そんな決意を固める人は多くないよ、だから。
だから少子化は止まんないっちゅうことだよ」
小田真嘉「本を読んで自分で学んで周りに流されないで、自分は霊性高く生きる」
執行草舟
「霊性文明というのは、国家がどうした会社がどうした、それからテレビがどうした。こういうことを言わなくなって、一人一人が自分の心に問う文明が霊性文明だから。
テレビだ 会社だ 国家だというのは、団体なんだよ。
だから、団体に頼ろうとするのが、元々の物質主義だから。ここをどう脱却するかが霊性文明。
だから、気がついてくれたんなら、個人でやるしかない。」
小田
「まさか少子化の話から、ここまでいくとは。
少子化と言ったって偶然じゃないから。このままでいるとね、人類の危機。もう滅びっていう方向に行く中で…」
執行草
舟「「人類の滅び」っていうのはちょっと言いすぎで。民族。
だから、うんと長―い歴史で見ると、今は貧しいけど子供が増えてる国が次の文明を担うかもしれない。
今先進国と言われてる国は、全部民族的には滅びに向かってるっていうことは、もう間違いない。
少子化じゃない。少子化というのが言葉としてはごまかしなんだよ。
つまり滅びるんだよ」

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